審査通過ラインギリギリなら、それだけ審査時間は掛かりやすい

最短即日で審査結果を出すところであっても、申し込み者の状況によっては審査結果が出るまでに1週間ほど掛かることがあります。

というのも多くのカード会社では、機械による自動審査と人の手による手動審査を併用しているんですね。
この配分はカード会社によって様々で、最短即日審査を行っているような会社は審査結果に限らず、審査のすべてを機械で行っていることも多いのですが……。

こういった会社において合否を機械で判別できない人、つまり「審査通過のギリギリラインに近い人」が申し込みを行った場合、その後の細かな判断をカード会社の職員さんが行うことになります。このとき、機械審査より長い時間が必要になることは言うまでもないでしょう。

審査に時間が掛かりやすいのは主に

  • 個人事業主、自営業者など、不安定とみなされやすい職種
  • 30代以上で、クレジットカードの利用履歴が無い
  • 収入が高くない(基準は申込先カードによる)

といった条件に当てはまるとき。
もちろんカード会社によって差異はあるものの、該当するところがあるのなら、審査に時間が掛かるかもしれないと思っておきましょう。

最短即日で結果を出すところを含め、「新規入会時に電話(原則、携帯電話)での申込内容確認」を行うカード会社は多いです。(具体例を挙げるとWEB申し込み時のセゾンやセディナ系など)
この場合、電話を取るまで審査に通過することはできません。申し込みの際には着信にお気をつけください。

ちなみに現在、在籍確認(勤務先への電話確認)を行うクレジットカードはごく少ないです。(カードローン一体型などを除く)

同様に、申込みに前後して本人確認書類の提出を求めるカードの場合、この手続きが遅れるほど発行に時間が掛かります。

その他、「審査通過時にはメールで連絡を行うも、否決時には結果を郵送で知らせる」会社は多々見られます。
この場合、当然否決時の方が審査結果を知るまでに時間が掛かります。