デビットカードはクレジットカードによく似たサービスでした。
ですが、クレジットカードは「お金を借りる」ことを前提にしています。
これがデビットカードとの最大の違いです。
そのため、クレジットカードはデビットカードよりもできることが多いのです。
後払いや分割払いはクレジットカードの特権
支払いを翌月以降にする「後払い」や複数回に分けてゆっくり支払っていく「分割払い」はクレジットカードでのみできます。
理由は簡単、お金を借りているから。
支払いを延期したり、数か月かけてゆっくり支払うというのは言い換えれば「支払いを待ってもらっている間、お金を借りている」わけです。
よって、デビットカードではお金を借りることができないので、後払いや分割払いができるのはクレジットカードのみになります。
ETC機能はデビットカードに付けられない
クレジットカードにはETC機能を付けることができますが、デビットカードにはETC機能を付けることができません。
ETCは高速道路の料金所をスムーズに通れるようにするサービス。
車に車載器という機械を設置し、そこにETCカードやETCの機能付きクレジットカードを差し込んで使います。
クレジットカードに近いところの多いデビットカードですが、このETC機能はクレジットカードのみのサービスになります。
高速道路の利用料金は後から決まるためです。
ETCカードを作りたい場合はクレジットカードを作りましょう。